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小津作品で過ごす休日

2016.07.10 20:57|暮らし
忙しかった昨日に比べ、今日はほぼ家にいてゆったりできた休日でした。日差しが強いので日中は庭にも出ず、家のなかでだらだらと過ごすのは最高!

主人は出かけていて昼食を作らなくてよいため(ここぞとばかり、ひとりでポテトチップスを食べておやつにしました~)、時間もあるし、よし頂いたDVDでも観よう!


こちら、先日職場の関係者がくださいました。昭和の名映画監督として知られる小津安二郎さんの代表作を収めたDVD。その方は70歳ほどで古いものから新しいものまで映画に詳しく、おそらく若い世代にも小津映画の良さを知って欲しいという思いがあったようです。

小津安二郎監督DVD
「日本映画 永遠の名作集」とあります。小津映画と言えば、「小津調」と言われる独自の映像世界(私は無知なので詳しくは省きますが、ロー・ポジションからの撮影など)が挙げられますが、日本の伝統的な家族、身近な日常といったテーマも語られます。小津さんは地元にゆかりがある方なので、若い頃からその作品が気になりつつ私は一度も観たことがありませんでした。上記のことから、古臭く感じそうだなあと思っていたところもあります。
今回DVDを頂戴したことがそういう偏見を取り払う良い機会になるかも、、と期待しつつ鑑賞。



昨年亡くなった女優・原節子さんと笠智衆さんが父娘役を演じる「晩春」。

晩春
27歳にもなる娘が嫁にゆかず、それを案じた父が娘が嫁ぐようにある行動を起こす・・・というあらすじは知っていたので、戦後の当時はいまとは事情が違うとはいえ、「27歳でゆき遅れ」「嫁にゆくのが当然」という前提にいらいらしそうだなあ(そもそも「嫁にゆく」という考え方が私自身にはないもので。。)なんて思ってたのですが・・・



私のように観たことのない方もあると思うので、以下ちょっとだけあらすじを。

早くに妻を亡くした父・周吉の世話をしてきた娘・紀子は、自分が嫁に行ったら父がどうやっていくのか心配だと口にします。おそらくそれと同じくらい、父のことが好きで自分自身が離れたくないという気持ちも強いようです。父は娘に安心して嫁に行ってもらうため、再婚すると嘘をつきます。その後無事に紀子の結婚が決まり、父娘で最後の旅行に行きます。そこで紀子は本当は父のもとを離れたくない、結婚してもきっといまより幸せではないと父に訴えます。それに対して周吉は「結婚したから幸せなのではない。お前のお母さんもよく台所の隅で泣いていた。何年かかるか知れないが幸せは自分たちでつくるものだ」「お前がこれまでお父さんに持っててくれていたようなあったかい心を今度は佐竹君(結婚相手)に持つんだ。そこにお前の新しい幸せが生まれてくるんだよ。分かってくれるね」というような話をします。父の気持ちを受けて紀子は結婚を決意します・・・。


周吉の「幸せは自分たちでつくるものだ」(台詞はこの通りではありません(^_^;))という言葉、使い慣らされた言葉のようですが、こういう状況で父が娘に伝える言葉として本心に違いなく、私は思わず涙してしまいました。日本人なら誰でも通じる(小津映画は国際的に評価が高いということですので日本人じゃなくても・・・?)家族の温かさが心を貫くのでしょうね。

最後、紀子の嫁ぐ日、文金高島田に角隠し姿で父に育ての礼を言う場面。彫りが深くどちらかというと欧米的な顔だちの原さんが、いかにも日本の貞淑な女性に見えました。美しかった。画像が見つからず貼り付けられなくて残念ですが~。。



もう1本、同じく原さんが出演する「麦秋」も観ました。こちらもゆき遅れの娘が嫁に行くことになり家族に変化が起こるという似た内容ですが、原さん演じる娘が結婚を決意するにあたり、「晩春」より強く逞しい女性として描かれていて、観たあと清々しい気分になりました。「晩春」で原さんの父だった笠さんが「麦秋」では兄役なのが不思議だけど~(^-^;


この2本は「紀子三部作」と言われる作品のうちの2つで、あと1つはこちらの「東京物語」です。

東京物語
次の休日にでも観れたらと思います。ちなみに、3作品とも原さんの役どころは「紀子」ですが、全部違う人物の設定のようです。


小津映画に通じるものなのかもしれませんが、話の本筋とは関係のない、日常の会話にくすっと笑えるところがたくさんありました。昔ながらの日本の~などと思いこまずに、残りの作品も楽しく観たいです。
DVD自体を撮っただけのつまらない写真ばかりなので・・・最後にもう1枚。

青い山脈
「青い山脈」の原さん。小津作品ではないですが、これも生き生きとした原さんが見られそうでいずれ観たいと思います。

個人的な感想で恐縮ですが、おつきあいくださりありがとうございます。
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